知財・弁理士の情報を知る

INFORMATION
〜 知識は恐怖にとっての解毒剤である。〜
米国思想家 ラルフ・ウォルドー・エマーソン
知財に関する疑問のQ&A、YOUTUBE動画解説、弁理士の探し方など、新たな商品や
サービスを知的財産権で保護・活用するために知っておきたい基本情報をご説明します。
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基本的な疑問を解決する|知財 Q&A

Q&A

知財とは

「知財」とは、「知的財産」又は「知的財産権」の略語です。人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物などには、 財産的な価値を持つものがあります。 そうしたものを総称して「知的財産」と呼びます。 知的財産の中には特許権や実用新案権など、 法律で規定された権利や法律上保護される利益に係る権利として保護されるものがあります。
それらの権利は「知的財産権」と呼ばれます。 知的財産権には、主に、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、育成者権、回路配置利用権などがあります。

商品開発したらどうしたらよいか

商品を販売する前にまずはその名前が商標登録がされているか確認しましょう。自分がその名前をつけたい商品に同じ名前または似ている名前が商標登録されていると、商標権侵害になってしまうおそれがあります。同じ名前または似ている名前が商標登録されている場合は、弁理士に相談した上で、そのような名前を使うのを控えるのが良いかもしれません。

発明の内容を記載した特許出願書類を特許庁に提出(出願)し、特許可否の審査に通ることにより、特許権を取得することができます。
今回の場合、新しい製品を特許化したいとのことですので、その製品のなかで技術的に工夫した部分(他にはない新しい部分)を説明した特許書類を作成する必要があります。
特許権を取得したい場合、弁理士に特許出願書類の作成を依頼するか、ご自身で特許出願書類を作成する必要があります。
弁理士に特許出願書類の作成を依頼する場合、知財相談会や弁理士ナビの活用をお勧めします。
らに、弁理士紹介制度により、近い技術分野の弁理士や近い地域の弁理士を紹介することもできます。
工業所有権情報・研修館が提供する以下 URL に書式や記載方法が掲載されていますので、ご参考になさってください。

工業所有権情報・研修館:https://www.inpit.go.jp/blob/archives/pdf/patent.pdf

自社製品が他社製品に似ているというだけで訴えられてしまうことはありません。
ただし、自社製品が他社製品を完全にコピーしてそれを販売している場合、特許権や商標権、不正競争防止違反等の法律違反に該当する可能性があります。
弁理士にご相談の上、しっかりと調査をすることをお勧めします。
自分(自社)で創作したキャラクターであれば、それを商品につけても著作権法上は問題ありません。そのキャラクターの著作権は自分(自社)にあるからです。
しかし、そのキャラクターが他人が創作したキャラクターであれば、その方に使用許諾を受けないとそのキャラクターを付けることができません。
また、自分(自社)で創作したキャラクターであっても、似ているキャラクターが商標登録されている可能性もあります。その場合、商標法上問題になる可能性があります。
どのように進めればよいかわからない場合は弁理士にご相談ください。
住んでいる地域によりますが、補助金制度、助成金制度があります。こちらのページを参考にしてください。

弁理士とは

弁理士は、知的財産に関する専門家として、企業や事業者の活動を支援し、産業と社会の発展に貢献しています。大多数の弁理士の主業務は特許権・実用新案権・意匠権・商標権の権利取得に関する特許庁への代理業務であり、その他の業務として知的財産に関する様々な分野の業務をこなしております。弁理士資格は国家資格であり、 年に一回実施される弁理士試験の合格率は例年 7〜8%です。
はい。あります。例えば、お医者さんにも内科、外科、耳鼻咽喉科などあるように、弁理士や特許事務所にも特許が得意、商標が得意、訴訟が得意、知財コンサルティングが得意などと様々です。特許分野でも機械系、電気系、化学系、医薬系など得意分野が様々です。また、特許事務所の規模によっては大企業・中小企業の対応可否も異なってきます。弁理士や特許事務所によって得意・不得意は問い合わせ時にお尋ねください。

はい、異なります。
従来は日本弁理士会が定めた「弁理士報酬額表(料金表)」がありましたが、それが平成 13 年に撤廃されたので、現在は料金設定は自由化されています。そのため、報酬は各弁理士によって変わります。

おおよその報酬金額は特許事務所のホームページに記載されておりますので、料金の詳細をお知りになりたい場合、各弁理士や特許事務所にお気軽にお問い合わせください。

なお、平成 15 年に特許事務報酬(弁理士手数料)に関するアンケート結果を日本弁理士会が実施しておりますのでご参考にしてください。

相談

わたしたちは所定の会場で無料の知財相談会を実施しています。そこで相談してみてはいかがでしょうか?
また、千葉県内には多くの特許事務所(弁理士事務所)がありますので、そちらの事務所の弁理士にお気軽にご相談ください。その際、相談の有料・無料などは各弁理士によって異なりますので事前にご確認ください。弁理士や特許事務所の探し方が以下の Q&A をご覧ください。
日本弁理士会のホームページには「弁理士ナビ」というものがあります。
弁理士ナビでは、「事務所を探す」→「地域を指定する」からご希望の地域の特許事務所をお探し頂くことができます。また、「弁理士を捜す」→「相談内容を指定する」から相談内容に対応可能な弁理士をお探し頂くこともできます。 様々な検索条件をご設定の上で弁理士や特許事務所をお探し頂けますので、お気軽に「弁理士ナビ」サイトにアクセスをお願いします。
弁理士ナビ:https://www.benrishi-navi.com/
はっぴょん2

動画で学ぶ|千葉委員会YOUTUBE チャンネル

YOUTUBE
私たちは YOUTUBE で知財動画を提供しております。初心者向けの動画もたくさん用意しておりますのでお気軽にご覧ください。また、「こんな動画を作って欲しい」というリクエストも気軽にお受けいたしますので、YOUTUBE 動画内のコメントやお問合せフォームからご連絡ください。
withコロナ時代の経営戦略
特許出願中のエアリズムマスクを実際に使ってみた件
千葉市科学フェスタ2020

「弁理士ナビ」による弁理士検索

PATENT ATTORNEY SEARCH
日本弁理士会は弁理士を検索するのに便利なウェブサイト『弁理士ナビ』を提供しております。弁理士の氏名、事務所名、地域名、相談内容、専門分野など、依頼者の要望に応じて最適な弁理士や事務所を探し出すことができます。
ご相談者の近くで活動する弁理士やご相談内容に適した弁理士を探したいときなどにご利用ください。

「弁理士紹介制度」について

INTRODUCE
日本弁理士会関東会が「弁理士」を紹介する制度です。
関東1都7県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県、栃木県、山梨県)の企業・個人の方等を対象に、依頼内容に応じた弁理士を紹介します。(当会の判断により、紹介できない場合もあります。)
弁理士紹介は無料です。また、紹介された弁理士に相談又は弁理士業務を依頼するかどうかは自由です。ただし、弁理士の紹介は、同じ案件につき1回に限らせていただきます。